がんばれるのか、私。

夫婦関係がこじれてからの、再スタート。嬉しかったことや日頃のうっぷん、疑問、つづります。

夫の不満・ストレス

セックスレスや私の荒れた対応以外にも夫の大きなストレスの要因があります。

 

それは「家事の雑さ」です。

 

 

これは結婚当初から言われています。

振り返れば、注意されると、

改善をしようと試みる時と、忙しくて余裕がなく苛立ってしまう時とがあります。

結婚当初二人きりの時はなるべく彼のストレスを軽減できればと思い、

頑張っていることが多かったかなとも思います。

 

私は、両親フルタイム正社員の共働きで、基本的に朝から晩まで家におらず、

スピード重視の家庭で育ちました。

まずは、日々こなすことが先決で、睡眠時間を確保し、次の日に向かう、というわけです。

私はそれが普通でしたし、とりわけ不幸とも思っていません。

一方彼は、とても家事のできるお母さんのもと、

丁寧に毎日食事からなにから日常生活を行ってきたのではないかな、と思います。

 

言われたことのあるリストは以下の通りです。

 

・お皿を水につけておいておけず、そのまま流しにいれて重ねてしまう

・お皿の細かな油等汚れが取り切れていない

・自転車の立てかける金具のロックがかかっていないときがある

・シャワーヘッドがぬるぬるしている

・お風呂にカビが多い

・掃除機のかけ方が雑(角まで届かない、モノをどかさずかける等)

・バスタオルがふかふかでない(すり減るまで使用している)

・お風呂場での身体の拭き方が適当すぎる

・ブラシに髪の毛がついたまま

・床に髪の毛が落ちている

・洗濯物のかけ方(ハンガーの方のラインが揃っていないことや首元がのびるようなかけ方、しわ等)

・洗濯物がにおうときがある

・料理をする時の火加減がいつも強火

・味見をしない、レシピをきちんとみない

・置いておくときのラップのかけ方がいい加減

・後で火にかけて食べたいのによそってほしくないものが置いてあること

・病気の時「白がゆに梅干しだけ」というのが信じられない

・病気の時うどんの中の具材のあわせが悪く、魚も骨が多く食べる気がしなかった

(家にあるものでさっさと栄養が取れるようにと作ったので・・・)

・洗濯物のたたみ方がたたんだとは言えない状態

・タンスへの服の入れ方が雑

・車にバッグを拍子でぶつけてしまうことがたまにあり、傷ができる

 ・ものを床に置く

等、他にももっとあると思います。。。

かなりあると思います・・・。行動自体が雑なところがあるので。

今、思い出せるだけでもこんな感じで、改善しようと頑張ったこともあるし、

今でも頑張っていることもあります。

実家と同じようなことを完璧に求められるとさすがに厳しいなと思いますが・・・。

ほぼ全て平日は私がやっており、土日も七割−八割担っているので、確かに結果を見て気になると思うことはストレスなんだと思います。

おかゆやらのくだりは良かれと思ってやっているので、

それに対して言われることがさすがに最初はびっくりでしたが・・・。

私自身はやってもらった結果に対してここまで不満に思うことがあまりないので、

小さいころから文句があるならじゃあ自分ですべてやりなさいと言われたりすることもあったこともあり、

人並みにやっているのに小言を言われる、ということにはかなりの気持ちの反発があったことも確かです。

でも、確かにこれだけ細かく気になってしまう人に対して、

私の家事レベルは満足いくものでなく、酷な環境をつくってしまっていたのかなと思うし、

また子供ができ、仕事復帰したことにより、なおさら気にする余裕もなくなってしまい、おろそかになったり、忘れてしまったり、

時に注意されれば気が立ってしまい、私だってこんなに一生懸命なのにとおもって反論してしまうこともたくさんあったんだと思います。

特に、実家に来てからは9割以上、私もしくは実家の人間が家事をしており、やらないのに何故?という気持ちを持っていたことも確かです。

 

単純に、性生活等を拒絶し、愛情が無くなってしまい、

伴って私への不満であったこれらのことが増長され、耐え切れなくなり、ストレスにしか感じなくなったことは、考えてみれば、普通の流れなのかもしれません。

よくあること、と言い換えることができるのかもしれません。

 

私と夫との違いは、

不満が出来たことによる愛情のかたちだと思っています。

私はいくら失望しても、諦めても、怒りがわき起こっても、愛情がなくなるという感覚はあまり感じたことがありません。

変化するのはいくらでもあります。

恋人の時、結婚当初、子供が出来てすぐ、そして前記事に書いたような過程をたどり、今。

ぜんっぜん違うと思いますが、根本的にはパートナーだという認識です。

辛いとき、苦しいとき、離れたり近づいりしながら歩んでいく存在です。

愛情を維持する努力、というのも変ですが、私自身も冷めそうになった時、ここは不満だけど、これはやってくれるし、こんないいところがあるし、と思い出しながらお互い様だという気持ちを持って整理をつけていました。

娘がいるから尚更、夫婦として保たねば、乗り越えねば、という気持ちもありました。

愛して結婚したのだから。この人と歩んでいこうと決めたのだから。

病める時も、幸せな時も。

今回のことで、あまりその感覚は彼に無いのかなと思っています。

困りました。頑なに私から離れようとする心をどうしようかと。

 

「私と幸せになるという思いがない」と言われてしまったのですから。

私もまた、今回の件で長らくやっていけるかわからないなと思うことはあります。

ただ、今を前向きに乗り切ることがまず大事なんではないかなと私は考えています。

だってやっとお互いこうしてまた向き合うことができたのに。大きなことです。

でも、夫はとりあえず離れたい(離婚か)と頑なです。

この極論を言われていると話すと不倫を指摘されますが、私はないと思っています。

(不倫→浮気ならまだしも不倫→本気が根底にあったら、このようなすべての思慮がすべて無意味なまったく別の次元に入ってしまいます・・・)

 ただ、夫は、私じゃない人とまたやり直したいという気持ちは持ってしまっているのだろうと言葉の節々で感じています。

対象の人がいるかいないかはわかりませんが。

娘は私の元と言えてしまっていますし、やはり私と娘から離れればしがらみもなく身軽になるので。

「自分の幸せ」と「娘の存在」を天秤にかけ、自分を一番に考えることを選択したと伝えられたのも、それがあったからだとおもいます。

父親なのに…とかなり唖然としてしまいましたが…。

でも私が娘の「父親」を求めすぎたから、単純に一人の「男」として走りたくなってしまったんだろうなぁとも思いました。

 

たぶん、すべて総括しても夫婦としては普通の流れのところもあるかなとも思うんです。

だって他人ですし、当たり前のように違う生活してきたんだし、思うように相手が動いてくれないのは当たり前なのに、たぶん近い存在過ぎて、多くを求めてしまうんだと思っています。

わがままも聞いてほしい、聞いてくれるだろうとお互いに潜在的に思っているんだと思います。

それが結婚して数年のずれ。

また、我が家は私の実家との同居ということがあります。

これもかなりのポイントで、本来であれば二人だけのずれで済んだことなのに、

細かな彼がおおざっぱの一家に一人他人として入るという最大のストレスと共にあったことが、

私との違い(愛情が無くなってしまった)につながったのではないかと思うのです。

 

私の実家についての話は次の記事にて。